Review
「売れない」で悩むすべての人へ。
教育や人材育成の仕事をしている人って、みんな尊い想いがあって素晴らしいですよね。しかし(私を含め)彼らがとても苦手にしていることがひとつあります。それは「買ってもらう必要がある」という視点です。お金を出すだけの価値を創造しなければ、誰も授業に参加しないし企業も社員をセミナーに派遣しません。
これはBMI(ビジネス数学インストラクター)やBEU(ビジネス教育大学)のメンバーを見ていても思います。みんな志を持った素晴らしい人たちですが、彼らにセミナーや研修の企画をさせると「それ誰が買うの?」なものになっている。そういう意味で彼らにはぜひマーケティングを学んで欲しいなぁと常々思っていました。
友人である理央周さんが新刊本をリリース。いつもながら事例も豊富でわかりやすい。ぜひ読んでみて欲しいと思いました。
「いわゆる差別化(差異化)とは競合とは違うものを作るのではなく、顧客からみてライバルよりも「価値がある」と認識されること」
「あなたが売れないのではなく、お客様が買わないのだ」
これらの言葉に出会うだけでも価値がある1冊だと思います。
「売れない」で悩むすべての人へ。
とにかく、手に取ることをお勧めいたします。Author