本当の「マーケティング」
3つの力
3つの力
- 顧客力
自らが売り手目線から買い手目線に転換し、顧客視点で発想をする - イノベーション力
今までの事業の延長線上ではない「破壊的な創造」によって新製品と新規顧客を生み出す - 動かす力
大胆な発想を具現化することで社内外の人たちを動かす
これまで20冊の本を出し、年に数十回の講演を依頼され、メディアにもでているので、ご存知の方もいるかもしれません。
私は起業をする前に、フィリップモリス、マスターカード、アマゾンといった外資系の企業でマーケティング・マネージャーをしてきました。
私にとって初めての外資系企業だったフィリップモリスで、マーケティングに出会いました。
まだ20代だった私は、自分が手がけた商品が世の中に出る喜びを知り、
「本場でマーケティングを学びたい!」
と、強く感じフィリップ・モリスを退社。当時全米ランキング7位だったインディアナ大学に留学し、MBAを取得したのです。修了後も、多国籍企業に入社、アメリカ、ブラジルでの勤務を経て、東京に戻りました。その後も、MBAを生かし、アマゾンなどの外資系企業にヘッドハントされ活躍することができました。
2004年に、私的な理由で地元の名古屋に帰らなければならなくなりました。地元企業では、熱くマーケティングを語る私に、
「マーケティング? なんだそれ?」「お前がしゃべっているのは宇宙語か?」
と、上司によく怒られていました。自分では偉そうにしゃべっているつもりはありませんでしたが、ついつい英語の専門用語を使ったりしていたのでしょう。私は、
「こんなことも分からないなんて・・・」「名古屋に帰ってきたのは間違いだったのかな?」
と途方にくれましたが、よくよく考えてみると、名古屋地区にはトヨタ自動車を始め、素晴らしい企業が多くあります。そこで一念発起し、
「マーケティングの重要さと楽しさを伝える」
という理念を掲げ、2009年に起業しました。
今では、コンサルティング、研修の会社と、経営者に学びの場所を提供する協会の2社の代表を勤め、それと並行して関西学院大学のビジネススクールで教鞭をとっています。海外も含めて20冊のビジネス書を出版するまでになりました。
また、仕事を通して年間千人を超える経営者や学生たちと毎日のようにディスカッションをする中で特に感じることは、
「本物を知らないから利益があがらない」すなわち、
「真のマーケティングで、収益を好転できる会社は多い」
ということです。さらに深掘りをして考えていくと、
「真のマーケティングを実践し利益を生み出せる若手リーダーがほとんどいない」
ことを痛感します。
そこで、マーケティングの重要さを単に伝えるだけではなく、私がこれまで経験してきた、
「実務担当者としての『失敗と成功』」と、「MBA、教授としての『経営理論』」をベースにして、
「マーケティングを通して若手リーダーを育て、日本の会社を元気にしよう!」
とさらなるミッションを掲げて、若手リーダーが本物のマーケティングを学び実践する塾LBTを開始したのです。
今では第7期生まで排出し、上場企業の幹部社員、上場準備をしているベンチャー企業の社長や右腕マーケティングマネージャーが集まり、切磋琢磨する場所になっています。
続々と喜びの声が届いています!